ケガ

15日、階段から落ちて大怪我をした。
部屋の電気を切られて、クーラーをつけられなかったので部屋が暑くなり、頭が真っ白になって階段から落ちたのだ。
顔面を怪我して縫ったのと、歯が折れてガタガタになった。
縫ったのはいずれ治るからいいのだが、歯が折れたのはどうしようもない。
しかも、1本だけでなく数本に渡って歪んでしまったので、何本も抜かなくてはいけなくなってしまった。
歯を抜くというのは怖い治療である。
なにしろ永久歯だからもう生えてこないし、無理やり抜くのは痛そうだ。
そんな治療したくないのだが、今の状態ではマトモに食べ物も噛めないので、きちんと食事をとるためには、治療しなくてはいけない。
今そのジレンマの中にあって、ひたすら苦しい。


救急車で病院にも運ばれた。
救急車で乗るのはもう10回以上の経験があるので、慣れたものだ。
病院に運ばれて1つだけいいことがある。
それは、かわいくてやさしい看護婦さんにやさしくしてもらえることだ。
うちの病院では、なぜか救急にかわいい看護婦さんが多い。
入院はしてないのでそんなに世話になったことないが、救急だと、車椅子に乗せてくれたりする。
「歩くくらいできるよ」と思っても、ついつい乗せてもらってしまう。
救急車はオジサンに運ばれるので嬉しくないが、病院では若い女の子に易しくされる数少ない機会なので、毎度甘えているのである。